おはようございます!!そろそろ普段着はTシャツにしようと考えている“工藤 一茂”です。
4月も折り返しです。今週も頑張って行きましょう!
先日お客様から『本文の穴位置はどこにあけたらいいの?』とご質問がありましたので、
今日は【バインダーに綴じる本文の穴位置について(2穴)】です。
そもそもバインダーは中に書類等を綴じる為にあるものです。
(通常)バインダーには金具がついていて、一般的には本文に穴をあけないと綴じることはできません。
※穴をあけたくない、あけられない書類や本文を綴じる金具もあります。
※リフィールを使えば本文に穴をあけなくても綴じることはできます。
その穴の位置ですが、皆さんはご存知でしたか?
実はJIS規格で穴の大きさや間隔が下記の様に定められています。
※穴の直径は6㎜±0.5㎜
※穴の中心から中心までの間隔は80㎜±0.5㎜
※綴じる端側から穴の中心まで12㎜±1㎜
*2穴の場合です。
ご存知でしたか?
ところが金具にはそれぞれ大きさがあって、その大きさによりリングの内径やリングの太さが異なります。
これはリングを上からとった画像ですが、太さが違うのがわかりますか?
リングが小さいと細く、リングが大きいと太くなっています。
これはリングの正面からとった画像です。
リングの径の大きさが異なります。
穴の大きさは6㎜あれば多くは問題ありませんが、小さいリングは細い為穴が6㎜ですと遊びが多くなり本文が暴れてしまいます。
その際は規格から外れてしまいますが、5㎜程がお勧めです。
また中には極太の金具もありますのでその際は穴を大きくする必要があります。
そして綴じる端側から穴の中心までの位置も、小さい金具で内径が10㎜程ですと、端位置から穴の中心まで12㎜・穴が6㎜の場合は穴の左端が9㎜になりますので、本文が増えていくとつっかえて非常にめくりづらくなります。
また下記のように本文が金具の中で重なり合うようになってしまいます↓
金具によって適正な穴の大きさ・位置にしないと非常に使いづらいものなってしまいます。
公的な提出書類等はそのように定められてしまいますが、社内で使うものやお客様に配られるものについては適正な穴の大きさ・位置にして収容することをお勧めします。
是非本文の穴位置まで気にしてバインダーをお作りください。
金具に合わせた適正な穴位置をお伝えします。
ちなみに私の穴あけパンチは穴が6㎜/穴の中心まで9㎜です。
お問合せは “ピンクパンチ 工藤” まで・・・m(__)m