おはようございます。
最近のスーパーってレジ袋にもお金を取るんですね。買い物するたびに袋の代金を取られるのはなんだか癪なので買い物用にバッグを買ったのですが、もとを取るには数百回分は買い物しなければいけないことを買った後に気付き、若干後悔です。しかもごみを捨てるのにもレジ袋って重宝しますし・・・。物を買うときは良く考えないと駄目ですね。
ファイルバインダーの名入れについて
先日金子がこんな記事「名入れしなくったってオリジナルファイルです!」を紹介させていただいているのにこんなことを言うのはなんですが、オリジナルでファイルバインダーを作るにあたって画竜点睛ともいえる部分かと思います。しかし初めてお問合せや見積りのご依頼をするにあたって、最初にデザインについてどのように説明すれば良いかわからないと言う方は多くいらっしゃいます。
もちろん百聞は一見にしかずで、デザイン案をメールで送っていただければ、それに準じた名入れの方法でお見積りの回答が出来るのですが、まだデザイン案が固まっていない、データが出来ていないと言う場合にどのようにお答えいただければ弊社で回答が出来るかのポイントを今回は紹介させていただきます。
目次
問合せフォームのどの部分が名入れデザインについての項目なのか
申し訳ありません。弊社でもこの部分はわかりにくいと言う認識はあるのですが、なかなか分かりやすい設問が出てこず、変更するにいたっておりませんので、せめてこのブログで説明させていただきます。
デザインは文字のみか、イラストが入るか
まず、ご検討されているデザインについて文字が入るか、イラストやロゴが入るか、またはどちらも入るかということをまずお教え下さい。
つぎは文字の色やイラストの表現がどのような印刷方法に適しているかの検討です。
名入れの方法
問合せフォームでは「印刷方法」の部分にあたります。詳しいことは誰かが後日紹介させていただきますが、簡単にどんな方法かを紹介いたします。
箔押し
メタリック調の表現がしたい。決められた色の中から選択するので良い。と言うときにお勧めしております。
特徴:版代が別途かかる。色数が増えるごとに版代が必要。また、ファイルバインダーの単価も上がる。
シルク印刷
コーポレートカラーなどの色指定がある(単色)時にお勧めしております。
特徴:版代が別途かかる(箔押しより割高)。色数が増えるごとに版代が必要。また、ファイルバインダーの単価も上がる。
オフセット印刷
様々な色を表現したい、写真の画像を表現したい、グラデーション(色の濃淡)を表現したいというときに。
特徴:ファイルバインダーの価格が上記2種の方法よりも割高。デザイン表現の幅が広い。
どんなときにオススメか
なるべく安価に名入れをしたい→箔押し
単色の色指定がある→シルク印刷
割高になっても指定したとおりのデザインを表現したい→オフセット印刷
印刷方法のイメージ
色紙を貼り付けるようなイメージ→箔押し
ペンキを塗るようなイメージ→シルク印刷
色の数について
問合せフォームでは「印刷色数」の部分にあたります。なお、1C,2Cの「C」は色のことで、1色、2色ということです。カラー4Cについてはシアン・マゼンタ・イエロー・黒の4色の組合せで色を表現することを意味しており、これはオフセット印刷のみの対応となります。
なぜ、3C・4C・それ以上という表記がないのか。
箔押しやシルク印刷を3色や4色まで増やすと、比較的割高なオフセット印刷よりも金額が高くなってしまうことが多いんです。そうなるとデザイン表現の幅が広いオフセット印刷のほうが何かとデザインの融通が利くので、2色より上は載せていないんです。
名入れの範囲
問合せフォームには設問がないですが、名入れの範囲も重要で、どの部分に名入れをしたいかもお教えいただけると幸いです。範囲は表表紙(表1)、背、裏表紙(表4)、中面(表2・表3)になります。
まとめ
長々と書いていて結局わかりづらかったかも知れないですが、デザイン云々よりも、ご指定いただいたデザインをどの印刷方法で表現するかということが見積りやお問合せの回答をする上で重要と言うことになるんです。また、印刷方法を選択する上での簡単なチェックリストを以下に載せますので、ご検討される際の参考になれば幸いです。
箔押し |
シルク印刷 |
オフセット印刷 |
|
メタリック調の表現がしたい |
◎ |
× |
× |
コーポレートカラー等の色指定がある |
× |
◎ |
○ |
グラデーション(色の濃淡)の表現がしたい |
× |
× |
○ |
写真の画像を表現したい |
× |
× |
◎ |
もちろんご不明点がございましたら、問合せフォームにその旨をご記載いただければ営業マンがご説明いたしますので、お気軽にお問合せ下さい。